2023年8月1日火曜日

「マチトリドリ」展

私の住んでいる市では、映画鑑賞会、音楽会などいろいろと文化的な行事が開かれています。

今回は若手イラストレーター3名によるイラスト展がありました。

題して「マチトリドリ」。

その展覧会を覗いてみました。

黒木ユタカさん。

鳥瞰図のような、独特の風景画を描いていらっしゃいます。こちらの絵の中には、我が家も描かれているはずです。

Mariya Suzukiさん。

町の商業施設の壁画などを描いていらっしゃいます。

新目惠さん。

身近な花や葉などの自然を描いたり、書籍の表紙画を描いていらっしゃいます。

この展覧会で面白かったのは、こちらの3名と、地元で長く活躍されていらっしゃる画家の中川平一さんが、同じ風景を描いていたことでした。

駅前には「タコ公園」という子供の遊び場があったのですが、その風景を4人4様で描いていたのが、とても面白く、親しみを感じました。

またそれぞれのメイキング動画があり、絵ができあがっていく過程がよく分かり、とても面白く拝見しました。絵の描き方にもさまざまな手法があるのだと思いました。

今回の展覧会の特徴は、絵を鑑賞するだけでなく、イラストレーターさんと一緒に、絵を描くワークショップも開かれたことでした。

屋上から市内のお気に入りスポットを見つけて描いたり、町の人々の様子を描いたり、身近な葉を描いたりするワークショップでした。

画家の方は、普段はお一人で絵を描いていらっしゃるのでしょうけれど、市民と一緒に描くというのは、それもワクワクされた体験ではなかったでしょうか。

市のスタッフさんのアイデアかもしれませんが、格安な費用で絵画体験ができるのは、ステキですね。

他にも、町のオススメスポットを付箋で貼るコーナーがあり、町の地図は付箋で満杯になっていました。

市民の眼で眺めた町の様子が楽しかったです。

実は、こちらの3名の中で、新目さんから4年ほど前に水彩画の簡単な描き方を習ったことがありました。

今回は「マチにひそむ植物を描く」というワークショップも開かれていたので、それに申し込んでみました。

その様子は次回のブログでお知らせしますね。

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「一日一句」

爽やかに 町の様子が 絵になりぬ


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