ただしこれは私の独断ですので、もっと詳しく知りたい方は講師の鈴木なおみ先生のブログ▼でお確かめくださいね。
教室にはこのようにたくさんの色とりどりの布が置かれていました。
参加者は5名。
そしてひとりずつ、鈴木先生からその人に似合う色を診断していただけるというのです。嬉しいですね。
ちなみに先生ご自身の似合う色は青系統の濃い色だそうで、藍色のお着物でした。さすがに良くお似合いでした。
まずベストカラーを探す前に、5種類のピンク色のパターンを顔の下に当てます。
同じピンクでも顔がきれいに見えるピンクと、なんとなく冴えないピンクがあるのですね。
さて診断が始まります。
ちょっとレトロな鏡台の前に最初に座ったのは、縞の着物にアンティークの鯉の帯の方。素敵ですね。
色白でおきれいなので、どんな色でもお似合いでしたが、中間色から濃い目の色がよりお似合いとのこと。この日、着ていらっしゃったグレイの着物はよいチョイスだったようです。
洋服で参加された方もいらっしゃいました。 着ていらっしゃった青の色がベストカラーになりました。みんな、興味しんしんで眺めていますね。一人の診断が終わると、このようにしてその人に似合った色を並べます。
そしてその後は、使った布をみんなで畳んだのですが、これほどいろいろな種類の色の布に触れることもないので、みんなにこにこ顔でした。布の持つ柔らかさに心がときほぐれたような感じです。
さて、いよいよ私の番です。
普段は大きな鏡の前でじっくりと自分の顔を眺めることなどあまりないので、座っただけで緊張しますね。
参加者のみなさんもじーっと眺めています。
青系統もOKだけど、黄色も悪くはない・・・・
というどっちつかずなのは、私の性格と似ている?
神妙な顔で診断を待ちます。
ようやくパーソナルカラーが決まったようです。
似合う色は桜系で、彩度の高い色、つまり明るい青みがかった色が良いとのこと。
半襟は白がよいようですが、黄色系の色を着るときにはベージュの半襟を付ければそれもOKとの診断でした。半襟の大切さが良く分かりますね。
もし私が彩度の低い色(濃い目の色)を着ると、顔がくすんで見えて、ぱっとしないそうです。そういえば、いただいた着物の中に濃い色がありましたが、あまり着ていないですね。
似合う色の布を並べて、それに同色の付箋を置いていきます。
この付箋はお土産です。
ちなみに下の写真の左の隅にきれいな赤色がありますが、これは帯揚げなどの刺し色に使うとよいのだとか。
同じ赤でも、深紅とか臙脂色は私には似合いませんでした。
お土産にいただいた付箋を貼り付けてみました。
「青みの色で明るくてきれいな色」つまり「すみれ系」というのがベストカラーなのだそうです。これからの着物選びの参考になりました。
次の方は、今までご自分では着たことのない色が似合うと診断されました。
似合う色を当てると、ほんとうに肌がきれいに見えるのです。
先生のお話では、一見してすぐに似合う色が見つかる人と、どの色もだめというちょっと残念な方もいらっしゃるのだとか。
また普通の人では絶対に着こなせないような、まっ黄色がお似合いになる方もいらっしゃるそうです。人それぞれなのですね。
「十人十色」といいますが、ほんとうにそうなのだと思いました。
最後の方になりました。この方はいつも色の付いた半襟を使っていらっしゃるそうですが、意外と真っ白の半襟も似合っていました。茶系の着物が多いそうですが、きれいな紫色もとてもお似合いでした。
和気あいあいとして、とても楽しいカラー診断でした。
優しいお人柄の先生でしたので、安心してお任せすることができました。
終わった後は、ちきりやさん特製の夏ミカンジュースをいただいて、ほっと一息。
また秋にもカラー診断教室が開かれるそうです。
自分の本当に似合う色、そして魅力を引き出してくれる色を教えていただき、もっと着物ライフを楽しみたい方は、参加されてはいかがでしょう。
2 件のコメント:
興味津々です(笑)
以前少しだけしてもらったことがありますが着物でというのはありませんね。
面白そう!
関西でもあれば参加してみたいわ。
さとさん、私も洋服のカラー診断に参加したことがありますが、全然違いますね。
第一に、布が縮緬とか絹の光沢のあるものということ、そして半襟の存在、さらに着物は全身を包みこむので色の割合が大きいということです。
次回は骨格などからどんな着物(紬とか小紋とか)が似合うかも診断してもらうことになりました。
客観的に見ていただくので、面白いですね。
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