昨日は有楽町まで用事があったので、その後で銀座まで足を伸ばしてみました。
土曜日でも歩行者天国をやっていて、すごい人ごみでした。
一番混雑していたのは、銀座5丁目辺り。
ここには有名な猫がいて、いつもみんなのカメラに収まっています。
私も写そうかと思いましたが、チビの私は人の頭しか写せずに諦めました。
猫の近くの角も混んでいました。
というのも、銀座松坂屋がいよいよ6月30日で閉店になるからです。
大正13年に開業したこのデパートですが、もう89年もがんばったのね。
ちなみにうちの母も同じ年に銀座で生まれています。
松坂屋は元をたどれば、慶長年間に織田家の小姓の子孫が名古屋で創業した呉服屋さんだったそうです。
デパート界では初めて店員の制服を定めたところ、ということも聞いたことがあります。
そんな古い歴史を持つ松坂屋でしたが、大丸に吸収合併され、また銀座店は老朽化が進み、オシャレな町には似合わなくなったようです。
閉店というので、セール目当てに、ものすごくたくさんの人が押しかけていました。
こんなに来るなら、閉店しないほうがよかったと思ったのでは。
私は3階で「たんす屋」さんのバーゲンがあるというので、ちょっと冷やかしに覗いてみましたが、あまり良いものはなかったみたい。
というか、値段の安いものはあまりに安っぽかったし、高い作家もの(何百万円するもの)の何割引きかがありましたが、ちょっと玉石混合でした。
良いものはバーゲン初日に売れてしまったのかもしれません。
なんだか松坂屋の閉店のどさくさにまぎれて、たたき売りをしていたように感じました。
ちなみにこちらの着物も帯も、以前、別のたんす屋さんで1000円で買ったもの。
白い帯は、お太鼓に大きな百合の花が描かれていて、気に入っています。
近くには御木本真珠のお店があり、こちらは創業120年記念をしていました。
洋服のカジュアル化や低価格化が広まっている現在、真珠だけでお店をやっていくのは大変かもしれませんね。
ピンクの紫陽花がとてもきれいでした。
もうすぐ7月。
銀座の通りには、七夕の飾りが立てられていました。
梅雨の晴れ間の銀座には、たくさんの人が溢れていました。
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