2年ほど前から「日本橋きもの倶楽部」にお邪魔するようになりました。
最初にお邪魔した時のブログはこちら▼。
その頃は、東日本橋で開かれていましたが、現在の会場は四谷です。
シルバーパスを利用して、都営新宿線の曙橋で下車して、暗坂(くらやみさか)という急な坂を登って行きました。
その催しが、ちょうど100回目の記念となるというので、お邪魔してきました。
東日本大震災の後から開いているそうです。
当初は3日間、開催していたのだとか。
その後、何回か場所を変えたそうですが、現在は土日の2日間開催。
それにしても8年半の間、本当にご苦労様でした。
この日は、発足のもとになった方たちも駆けつけていました。
みなさんの努力の結果で、100回も続いたのですね。
すごいな。
心ばかりのお花を持っていきました。
和室には、いつものように、着物や帯がどーんと、広げられています。
小物もたくさん。
私はすっきりしたストライプの帯と、格子柄の単衣着物をいただいてきました。
こういうシックな格子の紬を一度、着てみたかったのです。
帯は、FBで紹介された時から、狙っていたものです。
これからの季節に活躍してくれそうです。
どちらもとてもリーズナブルなお値段で、気楽に買えるのがよいですね。
そして100回を記念して、Hさんがお話をされました。
Hさんは文科省から中国に日本語教師として派遣され、長春に4か月滞在されていました。
長春は吉林省の省都であり、戦前は新京と呼ばれたところです。
派遣先の学校の様子、宿舎の様子、町の様子などが次々と紹介されました。
そしてまたHさんの「お茶の先生」という視点から、中国人たちとのお茶の楽しみ方もいろいろと紹介していただきました。
90分間のレクチャーでしたが、画像がたっぷりのパワーポイントで、とても分かりやすかったです。
現代の中国事情が分かり、とても興味深いお話でした。
このイベントでは、「おきまり」のテーマがあります。
そのテーマが使われた着物や帯、小物を身に付ける、という決まりです。
今回は犬や猫がテーマでした。
私は動物の絵柄の着物や帯は苦手なので、こんな招き猫を帯飾りにしてみました。
次の100回を目指して、頑張って下さい。
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この日の装い。
比較的涼しい日だったので、前に地元の神社の骨董市で見つけた千円の単衣着物▼にしました。
銘仙のような素材でしたが、みなさんに鑑定していただきましたが、よく分かりません。
大きな井桁模様が、気に入りました。
レトロっぽい着物なので、帯は反対に現代的なろっこやさんの「レインフォレスト帯」にしてみました。
2 件のコメント:
1000円でこんなかっこいい着物が手に入ったなんて、信じられません。帯との組み合わせも素敵です。
あるばとろすさん、コメントありがとうございます。
私は骨董市巡りが趣味でして、あちこちで安いものを見つけては、喜んでいます。
これはちょっと袖丈が長いのですが、筒袖で着ています。
帯はニューヨークの柄を、京都で染め上げたというユニークなものなんですよ。
ウエストが細く見える、という目くらまし模様なのです。
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