先日、スリバチ学会主催の「地形と三味線と落語でたどる芝浦と海辺と江戸」というイベントに参加してきました。
東京の西部に住んでいる私にとっては、芝浦方面はそれほど馴染みのある場所ではありませんが、散策の後に三味線と落語のイベントもあるというので、それで参加してみました。
結果的には、後半のイベントには参加せずに、散策だけで終わってしまいました。というのも参加者が意外と多く、外をみんなで歩くのは良いのですが、大人数の会場で三味線を聞くというのは、コロナ禍にあって、ちょっと気になったので、それはご遠慮したのです。でも散策だけでもとても楽しめました。
まずはJR田町駅から集合場所の港区立伝統文化交流館▼を目指しました。ところがMAPで探しても場所が良く分からず、かなりうろついてしまいました。
田町駅はとても近代的なところでした。
この港区立伝統文化交流館は今年の4月にオープンしたばかりのところで、かつては「見番」、その後は「協働会館」とも呼ばれていたところです。名前が変わっているので、地元の人に聞いても、なかなか分からなかったのかもしれません。
ここは港区の有形文化財に指定されているところだそうです。
情報コーナーでは、見番時代の様子や、周囲の写真なども紹介されていました。
法被を着たスタッフの方が説明されていました。
ちなみに「見番」とは、「置屋」「料亭」「待合」からなる「三業」を取りまとめる事務所のようなところです。
当時の様子が垣間見られました。
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