2020年11月26日木曜日

美味しそうに見える料理写真 2

「魅きつけられる料理写真の撮り方」は3回シリーズの無料市民講座です。

そして毎回、宿題があるのです。

自宅などで写してきた写真をメールに添付して、公民館に送信して、それを次の講義の時に、スクリーンに映し出して、先生の講評を受けるのです。

前回、私が提出した写真はこちら。

先生の講評風景です。ちょいとドキドキ。

私はふだんは外食はしないので、家で写すことにしましたが、わざわざ撮影用の料理を取るのは面倒、ということで簡単に紅茶を入れてみました。手抜きですいません。

カップは祖母が使っていた古いもので、昭和のカップです。戦前のものか、戦後のものかは分かりませんが、年期が入っています。

先生の評では、右にあるお菓子をもう少し小さくして、カップをメインにしたほうが良かったとのことでした。

他の方へのアドバイスは以下のようなものがありました。ランダムに書いておきます。

○スマホのレンズは汚れやすいので、よく拭き取ってから写すこと。

○写真の中心をやや右に寄せて、左側の部分を空けた方が安定する。

○皿などは「右下がり」の構図にしたほうが良い。

○箸はちょっとだけ写すと、単なる棒に見えてしまうので、箸と分かるように置くと良い。

○テーブルに置くと分かりにくいものは、手に持った状態で写すと良い場合がある。

○見せたい要素を絞ること。

○湯気を写したい時には、背景は暗くする。

○素材が際立つように写すこと。

また料理の並べ方について、実技もありました。

洋食も和食も、材料は先生が用意されていました。

それを先生が容器にきれいに盛り付けて、並べました。
和食は一汁一菜、一汁二采、一汁三采が基本になります。


こちらは和食の基本の置き方とは違いますが、メインの魚を目立たせたい場合には、このように置き方を変えても構わないとのことでした。

洋食も実演してみました。

こちらが先生が用意されたお惣菜です。コンビニで購入されたものでした。

きれいに盛り付けて、撮影しました。赤いトマトや青いパセリなどは、最初は別に取っておいて、後から盛り付けるのが良いそうです。

窓のカーテン越しに写すと、光が柔らかくなって良い感じ。

実はサラダの下には、高さを出すために、ティッシュが入っているのです。


今回、役に立ったことは、会場の写し方です。

基本的には、四隅にある柱をグリッド線に合わせて、そこから対角線上に立って写すと、広がりのあるスペースになるのだそうです。その際、天井と床を少し入れると良いようです。

私が撮影したものですが、公民館のなんとなくレトロな雰囲気が気に入りました。

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この日の装い。

わりと温かったので、ポリの単衣着物にしました。ちょいとぼかし加工をしてみました。


帯もこれもポリです。でも締めやすくて、便利です。


お出かけは白の羽織で。


着物を着ていると、一緒に参加している人から、たいてい「お茶の先生ですか」とか「着付けのお仕事をしているのですか」と聞かれますが、そうではありません。単なる趣味で着ています。

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「一日一句」

この冬は絵になる写真撮れるかな



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