西武新宿線に中井という駅があります。そこは新宿区の隅にあり、かつては染色で有名なところでした。
毎年、「染の小道」というイベントが開かれています。中井に流れる妙正寺川に染めの反物を掲げたり、お店に染めの暖簾を架けたりするのです。
私もこのイベントには、毎年参加していましたが、今年は行けませんでした。
中井駅周辺の地図です。
今回は、その中井駅の近くで、2日間だけのリサイクル着物イベントがあるというので、出かけてみました。
こちらは大江戸線の中井駅。
少し歩くと西武新宿線の中井駅です。
「太陽がくれた季節」という催しでした。
お店の中には、アンティーク着物やお洒落なリサイクル着物がたくさん並んでいて、目移りしてしまうほどでした。
ただし、今回の買い物は明白な目的があったので、迷うことはありませんでした。
それはこちらのカブ柄の帯に合わせる着物が欲しかったのです。
この帯は、今までは無地っぽい着物に合わせていました。
となると、ちょっときちんと感があるので、もう少し砕けた感じの着物に合わせたいと思っていました。
とはいえ、私のような極小サイズの着物はめったにないのですが、それが不思議なことにぴったりの小紋に出会えたのです。
こちらです。抹茶色と紫の花柄です。北欧のテイストも感じられますね。
なんとも良いタイミングでした。
お店の皆さんと。みなさん、とてもかっこいい着物姿でした。
と、お買い物はとても楽しかったのですが、実はこのあと川巡りを予定していました。
中井には妙正寺川が流れていて、そこから下流までは昨年、歩いたのですが、上流はまだでした。
それでこの際、中井から上流に足を伸ばす予定でしたが、何しろ着物2枚、帯1本を買ってしまったので、さっさと歩けません
それでも頑張って9橋、制覇しました。
着物もほしい、川も歩きたい、という欲張りばあさんでした。
着物と帯は測ってみたら、ちょうど2キロでした。
川歩きの話はまたのブログで。
*******
この日の装い。
水色の無地着物はリンリン屋さん。
ブルーの帯は、ラブズキモノさん。
帯締めは自作。
*******
「一日一句」
春なかば 着物も川も 趣味のうち
0 件のコメント:
コメントを投稿