さて、中井駅近くの着物バザールで着物と帯を購入して、その紙袋を持って川巡りを始めました。
予定では、中井から哲学堂あたりまで行ければ良いと思っていたのですが、さすがに着物と帯は重い。手ぶらなら行けたでしょうが、今回は途中の橋まで行き、その後は坂上通りというところを通って、中井駅まで戻る、というコースになりました。
最初は寺斉橋(じさいはし)。
中井駅のすぐ近くにあります。
ここから下流へ向かいました。
妙正寺川の左岸を歩きましたが、きれいに整備されていて、着物で草履でもなんの問題もありません。
「中井ふれあい橋」。こちらは「染の小道」でも有名な橋ですね。このあたりには反物がたくさん掲げられます。
次は「美仲橋(みなかはし)」
川にかかる手すりも、きれいな模様がほどこされています。
ここまでは以前、来たことがありました。ここから先は未知の橋です。
「新杢橋(しんもくはし)」
かつてはこの近くに水車があったのだろうと思いますが、今は普通の住宅地になっていて、水車の面影もありませんでした。
その右手にちょっとおもしろい形のマンション(?)がありました。
円形でした。部屋の中はどうなっているのかな。
このあたりは落合公園という広場になっています。
その入口にあったのは「水車上橋」
こちらの模様は桜の花かしら。左に見えるのは中野五中の校庭です。
今までは低地になっていましたが、この先はかなり高台です。
右手に目白大学が見えますが、ここは高台の上に立っています。
この近くに御霊神社というのがあるようですが、ちょっと見つかりませんでした。
荷物があるので、この辺りで引き返すことにしました。とはいえ、同じ道を通るのはつまらないので、こちらの「坂上通り」を上ってみることにしました。
「バッケの坂」というのは、急な斜面の坂という意味のようです。「はけ」がなまってバッケになったという説もあるそうです。
いやー、急な坂でした。息がハーハーしてしまいました。
この道の先の右側は「八の坂」「七の坂」という順番で、急な下り坂が続きます。
ちなみに林芙美子記念館は「四の坂」を下ったところにあります。
目白大学の正門です。
このあたりは閑静な住宅街ですが、毎日この坂を利用するのは大変だろうなと思いました。
歩いていると、豪華な家や、面白い家を見かけました。
こちらは和洋折衷の豪邸。
その後、「振り子坂」という坂を下り、山手通りに着きました。
幹線道路の脇も断崖絶壁。中井駅の北側は、どこもかしこも坂だらけ。
川歩きというよりも、坂歩きといった感じでした。
地形的にはとてもおもしろい場所でした。
ここまで着たら、中井駅はすぐそこです。
荷物を持って歩いたのは初めてですが、良い運動になりました。
通過した橋はこちらの9橋。
さて、妙正寺川はこの先、どうしようかな。
中途半端なところで終わってしまったので、次がやりにくいのです。
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「一日一句」
花眺め 坂と川との 町歩き
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