2023年11月10日金曜日

【玉川上水 20】鷹の台駅〜玉川上水駅

文化の日に、小平中央公園で開催された「城ふぇす」に参加して、その後は中断していた玉川上水歩きを再開することにしました。

今回歩いたルートはこちら。

西武国分寺線の電車が通る踏切には、キバナコスモスが咲いていました。


鷹の台駅近くにある鷹の橋。


前回の2023年6月に歩いた時は、この橋が終点でした。

こちらの緑道の中に入り、西へと歩いて行きました。


しばらく行くと新小川橋です。


この橋は、小川村の中で3番目に架けられた橋だそうです。そのため昔は「三左衛門橋」と言われていたとか。1674年から1700年の間に架けれた古い橋です。明治になって新小川橋と名称が変更されました。

すぐ隣には水車橋。近くに水車の跡があったようですが、パスしました。


昭和60年竣工と書かれていました。

このあたり、創価高校、武蔵美、朝鮮大学校、都立高校などなど学校がたくさんあり、あちこちから学生たちの運動する元気な声がよく聞こえていました。

いこい橋。


こういう道がずっと続きました。歩きやすい道でした。


寺橋



このあたりで、ちょっと変なおじさんと一緒になることが多く、なるべく距離を取って歩きましたが、あまり気持ちの良いものではありませんね。
向こうも着物姿の変なおばさん、と思っていたかもしれませんが。 

こちらの親子連れは、明るく楽しそうでした。


きつねっぱら公園が見えてきました。


すぐ近くには百石橋。


この辺りは、開拓の結果、一帯は百石畑と呼ばれていました。そこで先人の豊かな作柄が継がれるように百石橋と名付けられたそうです。

くぬぎ橋


橋の正面には小平西高がありました。

東小川橋



足元には、どんぐりがたくさん落ちていました。

このあたり、ほとんど人がいなくなり、不安になりました。

前を見ても後ろを見ても、木が生い茂っているだけ。

もしクマに襲われたらどうしよう、なんて思い、さっさと歩きました。

手作りパン屋さんがあり、ほっとしましたが、誰もいませんでした。


ようやく小川橋まで来ました。ここは交通の基点となっているようで、広い道が四方に広がっていました。


ここまで来れば、ずいぶんと歩いたことになります。
小川橋は立派な橋なのに、橋名が見当たりませんでした。

西中島橋



このあたりでは用水のすぐ際ではなく、畑のそばを歩いたので、土埃で大変でした。マスクをしてしのぎました。
この日は、草履の代わりにデニムのズック靴を履いていましたが、靴は土で真っ茶色になってしまいました。


こういう炎天下を日傘を指して歩きました。暑かったですね。

立川市幸六北公園というところを通過。幸町6丁目の略のようでした。


暫く歩くと、上水は下の深いところを流れていました。


上から眺めました。
かなり深いところのようです。

人がいましたが、着物姿でここまで降りるのは、ちょっと勇気がいりますね。


こういう薄暗い階段を下らないといけないのですが、私は臆病なので、上から眺めていただけです。

上水小橋がどこにあるのか、分かりませんでした。残念!

また「清流復活揚水の放流口」があるはずでしたが、確認できませんでした。

この後の道は近代的な水道施設になっていました。

小平監視所のようです。ここは水中に含まれる土砂やゴミなどの除去などを行うところです。


プールのようなところに水が貯められていました。
ここの水を東村山浄水場に送るようです。


上水がまた見えてきました。
このすぐ後ろ側を西武拝島線の黄色い電車が通っていました。写真を取りそこねて残念でした。


ようやく玉川上水駅に到着。近代的な駅でした。
西武線とモノレールの交差する駅です。


駅前の広場は橋になっていました。清願院橋です。


なかなかデザイン性のある駅でした。


駅前広場の橋から、玉川上水が眺められます。


かなり疲れたので、お目当てのカフェを探しましたが、なんと祝日なので休業でした。
仕方なく多摩モノレールで帰ることにしました。


京王線の多摩センター駅に到着。
キティちゃんが迎えてくれて、ホッとしました。


今回、通過した橋です。
(順不同)



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「一日一句」

どんぐりを 踏みつつ歩く 用水路

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