かなり日にちが過ぎてしまいましたが、11月3日に玉川上水を歩きました。西武国分寺線の鷹の台駅から、西武拝島線の玉川上水駅までです。
その時のブログに、玉川上水のすぐ北側には新堀用水が流れていたということを書きました。
玉川上水に架かる橋よりも、新堀用水に架かる橋のほうが、たくさんあったように思いました。
また玉川上水はかなり深かったので、その中を覗くこともしませんでしたが、新堀用水はかなり浅いところをチョロチョロと流れているので、流れもよく分かりました。
こちらが新堀用水に架かっている橋です。
名前がついている橋も、名無しの橋もありました。
また橋の材質も木だったり、石だったり、鉄だったりしました。
形も個性があったので、見つけるのが楽しくなる新堀用水の橋でした。
ちなみに新堀用水には以下のような説明文が掲げられていました。
「明治3年(1870年)4月、この付近の玉川上水の北側の8箇所に設けられていた分水口を一つに統合するため、現在の小平監視所近くから玉川上水に並行して掘られた用水です。
それまで玉川上水から直接取水していた村々の各用水は、この新堀用水から水を引くことになりました。玉川上水が昭和61年(1986年)の清流復活事業により小平監視所から下流は処理水が流れているのに対し、新堀用水は、多摩川の自然水が流れ、ここから枝分かれした市内の各用水を潤しています。小平の重要な歴史的文化遺産です。」
この図でも分かりますが、用水はあちこちに流れていたのですね。
小川用水、鈴木用水、関野用水、野火止用水、大沼田用水、など。
ところで、新堀用水ができた同じ年には、玉川上水に船を通すことが許可されまさした。そのため、新堀用水が作られたようです。
ただし船の運行は、水質汚染のため、明治5年に禁止されました。
なお、新堀用水については、6月20日のブログにも同じような記事を書いています。内容が重複して、すいません。
その時は、一橋学園駅から鷹の台駅まで歩きました。
今回のルートは、その延長になります。
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「一日一句」
上水の 四方に広がる 多摩の水
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