六郷用水はどこからスタートしたのか、とい疑問がありますが、いわゆる「六郷領」ではなく、狛江の和泉村であると考えることもできます。
つまり多摩川から水を取り入れて、それを世田谷領や六郷領まで行き渡らせたということです。
私はその始点である多摩川近くに住んでいるので、取水口には何回か出かけたことがあります。
「多摩川の水をこの辺りで取り入れ、市役所の裏で野川と合流し、世田谷区を経て、大田区に至り、全長約23キロに及びました。市内でも和泉、猪方、岩との水田に利用されてきましたが、昭和40年に埋め立てられました。」と説明されています。
この付近で、超大規模な工事をしていました。
そこから続く、現在の狛江市や世田谷区内の六郷用水のルートは、すでに歩いて来ました。
ということで、今回は世田谷の次大夫堀公園からスタートすることにしました。
自宅近くのバス停留から「二子玉川行き」のバスに乗り、次大夫堀公園で下車しました。
この公園の中は以前に散歩したので、今回はパスしました。
こちらのコンビニでトイレタイム。寒くなったので、がまんせずに寄り道です。
そして野川に架かる大正橋を渡りました。
シンプルな橋でした。
現場監督のような人がいたので、尋ねてみると、東名高速とつなげる道路工事をしているとのこと。東京外郭環状道路といい、つつじヶ丘で陥没があって有名になった道路工事でした。
田直公園という小さな公園を通りました。
この辺りは畑などもあり、とても静かなところでした。
東名高速まで辿り着きました。この下をくぐる時はちょっとスリルがありました。
「六郷用水跡」と掘られていました。
ちょっとした広場になっていました。やはりこのあたりは、六郷用水の一部なのですね。
その後は都内とは思えないようなのんびりした地域を歩きました。
この辺りは世田谷区大蔵6丁目でした。
裏に回ってみると、ちょっと怪しい水路になっていました。
近くの仙川の方に続いているようでした。
この交差点にあるコンビニは、前回、トイレストップで利用したのでよく覚えています。
その後は、そのまままっすぐに歩きましたが、ここ水神橋から下山橋までは「丸子川親水公園」と呼ばれています。
今回は柳の緑がとてもステキでした。
広大な公園ですが、ちょっと薄暗い感じでした。
公園の隣には静嘉堂文庫がありましたが、現在は東京駅の方に移動しています。
古めかしい橋でした。
下山橋。
このあたりになると、ちょっと現代的な風景となりました。
彩翠橋。
こちらは老人ホームへ渡る橋。
この名前の橋は、成城学園近くにもありましたね。
ただし案内板には、次大夫と書かれています。
この辺りは瀬田4丁目になります。
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