2023年11月3日金曜日

【次太夫堀 六郷用水 10 二ヶ領用水24】また次太夫さんの顔のある橋へ 1

小泉次大夫さんの追っかけのようになっていますが、また彼の顔のある橋に行ってみたくなりました。

前回は2022年12月の肌寒い日でした。その時は稲田堤から下流に向かって歩いたのですが、今回は前回と反対方向にしてみました。

つまり前回の終点だった小田急線の向ヶ丘遊園をスタートして、南武線の方向に歩きました。

まずは小田急線の向ヶ丘遊園駅です。


向ヶ丘遊園駅周辺は、小田急線、二ヶ領用水、五反田川、府中街道が入り組んでいるところです。かつてはここに遊園がありました。

駅から南に商店街を少し歩くと、橋が見えました。これが二ヶ領用水です。


稲生橋(いなおはし)でした。
ここはかなり大きな交差点でした。

ところがこの二ヶ領用水のある府中街道には歩道がなくて、用水は見えにくくなっている場所でした。車は緑の方へ、私は赤の方を、歩きました。


道路の隙間から覗くと、少しだけ用水が見えました。

次の飯室橋を右折すると、目の前に階段がありました。


そこは左右に川が別れていました。
右が二ヶ領用水、左は五反田川のようです。


このあたりは、地形がどうなっているのか、よく理解できないところでした。

次はおいわけ橋。漢字標記は見当たりませんでした。


このあたり、橋がいくつもあり、どうなっているのでしょう。

地図にはなかった南橋。
ここを通ると、跨線橋の階段がありました。

小田急線の跨線橋に上がりました。これを渡らないと反対側の道に行けないのです。私は高いところは嫌いなので、あまり渡りたくなかったのですが、他に方法もなく、仕方なく階段を登りました。結構高かったです。

下に見えるのは、小田急の線路です。覗くだけでも怖かったですよ。


線路の反対側は道路。車がビュンビュン走って来るので、ヒヤヒヤでした。


跨線橋の上から、下り階段を眺めたところです。足がすくみましたが、降りない訳にはいきません。


やっと降りたら、小田急線がそばを走っていました。


あの水色の階段を登り降りしたのです。もう、高いところは御免です。

その後は公園などもあり、比較的安全な道でした。


しばらく歩くと、懐かしい石碑がありました。供養塔です。明治時代のものです。


「榎戸の堰」でした。

この堰には3つの堀の取入口がありました。

ここまで来れば、後は道なりに歩いていけば大丈夫。

小泉橋。


二ヶ領用水は、ここで津久井道と交わります。

小泉橋は、あの小泉次太夫が作った橋だと思いこんでいましたが、案内板には地元の豪族の小泉利左衛門が作ったと書いてありました。


この橋は、最近、作り直されたようです。


小泉橋からの眺め。

この後は緑道のようになっていて、歩きやすい道でした。

新川橋。


川のすぐ近くまで降りられます。
保育園の子供達や、老人が水の近くでのんびりとくつろいでいました。


名無し橋。


青空がとてもきれいでした。

前回は木枯らしが吹いて寒い季節でしたが、今回は11月なのに、ぽかぽか陽気でした。

さて台和橋に到着。例の顔のある橋です。


このお顔に興味が湧いたのです。


緑色の橋が美しい。


これは何の花かしら?


次太夫さんは、ほんとうに川崎の育ての父ですね。
この用水のお陰で、多くの人の生活が楽になったのだろうと思います。

じっくりと眺めてきました。

後半はまた別のブログで。

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「一日一句」

台和橋 二度目の対面 秋の道



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