今日のブログは、久しぶりに「今日のひと橋」です。
今回の橋は、数寄屋橋。銀座に出かけた時に見てきました。
この橋が最初に建てられたのは寛永6年(1629年)のことだそうで、今からおよそ400年前のことになります。
江戸城の見附(武士と町人の居住地を隔てる門)として架けられました。当時は木製だったそうです。
その後、明治維新の時に撤去されましたが、関東大震災後の復活事業により建てられました。昭和4年のことだったそうです。その橋は二連アーチ型というものだったそうです。
この橋の下には、外堀川と呼ばれる川が流れていたそうですが、川というより堀だったのかもしれません。
この細い道が、その川の名残りでしょうか。
その後、1958年に首都高速道路の建築のために数寄屋橋は取り壊されました。当時は多くの川が埋め立てられました。
「数寄屋橋」といえば「君の名は」が有名ですね。
これはラジオドラマでしたが、その中で主人公たちは「半年ごとに数寄屋橋のたもとで会おう」という約束をしましたが、すれちがいばかりだったというメロドラマです。
スマホが発達した現代では、すれ違いなどめったに起こらず、今の若い人にはピンとこないお話かもしれませんね。
私は岸恵子が巻いていたという真知子巻きだけは覚えている世代です。
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「一日一句」
秋深し 橋の袂で 君を待つ
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