先日、若者の町、原宿にあるラフォーレ原宿で開かれている着物のイベントに出かけてきました。
「ろっこや WINTER SHOP!!」▼というイベントです。
その日はちょうど成人の日だったので、町にはきらびやかな振袖姿の女の子も多く、華やかムードに包まれていました。
それに乗じて、私も普段は着ないような派手な色無地を着て、ラフォーレまでお邪魔しました。
2階のフロアには、色とりどりの可愛らしくて楽しい着物や帯、アクセサリーがてんこ盛りのように揃っていました。まるでお花畑に舞い込んだようです。
ここに出かけたのは、hanamame▼さんに、去年買わせていただいた帯留▼をご披露しようと思ったからです。
水色の着物の色にぴったりの帯留ですが、こちらの写真では、せっかくの帯留が見えませんね。
左は制作者のhanamameさんです。
彼女が締めている帯は、ろっこやさんのレインフォレストで、実は私もお揃いのを持っているのですよ。
この写真でもちゃんと写っていなくて申し訳ないのですが、とても素敵なクレイアートの帯留です。
水色、黄色、紫の組み合わせが絶妙なのです。
このコーナーには「ろっこや」さんの他にも、若手デザイナーさんたちの手による、カラフルで斬新なデザインの小物なども色とりどりで、おばあさんでも気分が高揚しました。
「この際だから、ふだんは着ないような着物も羽織ってみましょう」ということで、まずはこちらの黄色やオレンジやグリーンがミックスされた着物を着てみました。
(着物の上に試着用の着物を着ています。また帯は前だけで、ちゃんと締めていません。)
右の姉御はろっこさん。
私の半分くらいの年齢なのですが、いつ見てもかっこいいお姐さんです。
「あら、意外と似合うかも?」
と思わせるようなムードが店内に漂っていました。
というので、だんだんエスカレートして、次はアーガイル模様の水色とピンクの着物の試着。
「シュガーホリック ラズベリー」という名前だそうです。舌をかみそうだわ。
この模様は、私たち世代にはセーターの模様として懐かしいのですが、若い子は斬新なデザインとしてとらえているのかもしれませんね。
左はデザイナーの「はいかる糖花」▼のそらこさん。
超可愛くて、娘というよりも、もはや孫のような方でした。
最後は、赤に白い鶴(?)が飛んでいる着物。「ことほぎロマンチカ」という名前だそうです。
どう見ても十代の若い娘さん向きですが、古典柄なので、3回目の成人式もとっくに過ぎたおばあさんでもいいか、ということで着てみました。
頭にはへアドレスというのでしょうか、なんと羽のついた飾り物も乗せられてしまいました。
髪の毛が立っているわけではありませんよ。
髪の毛が立っているわけではありませんよ。
他にも和洋兼用のポンチョのようなものを着てみたり、いろいろと遊ばせていただきました。
それにしても、売り子さんたちもお客さんたちもみんな若く、みんなとても楽しそうにしていました。
私は彼女たちの2~3倍ほど年をとっているのですが、良い気分にさせていただき、ありがとうございました。
私は彼女たちの2~3倍ほど年をとっているのですが、良い気分にさせていただき、ありがとうございました。
おばあさんも、冥途の土産話ができました。
いろいろ試着させていただきましたが、お買い上げはこちらの播州木綿の反物。
洋服用の生地を作っているメーカーとのコラボで織り上げたろっこや独自のものだそうで、とてもしなやかで軽くて発色も良く、木綿なので自分で手洗いできます。
幅が広いので、男性でもOKだそうです。
織り方が違っている部分が、縞模様のようになっています。凝った織り方なのですよ。
ちょっと粋な着物になりそうなので、野暮な私にはもったいない気もしたのですが、きれいなグリーンが決め手でした。
何とも楽しい成人の日でした。
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この日の素の装い。
超激安の色無地。
地模様が気に入りました。
売れない演歌歌手?
白い帯は「なかむら」で購入した川島織物。
それにhanamameさんの帯留です。
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