沖縄は観光地なので、行く先々に観光客相手のお店がひしめいています。
でも私はお土産物屋さんで買い物をするのはあまり興味がなく、それよりも普通の庶民が利用する商店に行く方が好きですね。
那覇では「第一牧志(まきし)公設市場」▼に行ってみました。
観光客相手の国際通りをちょっと入ったところにあります。
ちょうど年末でおせち料理の準備のためか、地元の奥さんたちが買い出しに出てきていて、大混雑でした。
豚のバラ肉がドーンと塊で売られていたり、見たこともないような魚もたくさんありました。
私が子供のころ、杉並区の荻窪にもこのような市場があり、親などは「闇市」と呼んでいましたが、そこを思い出しました。
足元がぐちゃぐちゃだったので、着物の裾をからげて歩きました。
市場の中はあまりの人ごみのため、さすがに写真を撮るのは躊躇しましたが、ちょっとだけ空いている魚屋さんがあったので、1枚だけ写させてもらいました。
でかい!
この市場は1階が生鮮食料品などの売り場で、2階は食堂になっています。
下で買った魚をさばいて調理してくれるところもあるそうです。
ここで丼物をいただきました。
海鮮丼と、トロと海ぶどう丼です。
海ぶどうがてんこ盛りで、真っ黒に見えますね。
お腹がいっぱいになった後は、市場の外の方にあるお店であれこれ見ながら、お腹をこなしました。
こちらは三線のお店。
「私は三味線をやっているので、触ってもいいかしら」と頼んで、ちょっと弾かせてもらいました。
こちらは泡盛の専門店。
夫があれこれ選んで買っていました。
ハブの焼酎などもありましたが、かなり良いお値段でしたよ。
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いわゆる観光客用のお店に行くだけでは面白くないので、現地の人が利用するというデパートや新しい施設にも行ってみました。
こちらは沖縄県庁前にある「りうぼう」▼というデパート。
ロゴマークなどの色がなんとなく西武系のデパートのような気がしましたが。
ちょっとおトイレを拝借するので入ってみただけですいません。
沖縄風なところはあまり前面には押し出していないようでしたが、どういうわけか、ミッフィーの展覧会がありました。
店内にはあまりお客さんはいないようでしたが、大丈夫かしら。
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米軍基地の跡地にできた「おもろまち」▼という新しい商業施設にも行ってみました。
モノレールの駅の近くです。
ここには夜、タクシーで行きましたが、沖縄はタクシー料金がとても安くて、初乗りが550円だったと思います。
映画館やレストラン、ショッピングセンター、免税店、ブランド品店などがありました。
巨大資本が出資しているという感じでしたね。
まるで東京と同じお店があって、年末のセールが繰り広げられていました。
夫はズボンのベルトとか、ごく普通の買い物をしていました。
そして記念に宝くじも買いましたが、さて、当たったものかどうか、まだ調べていません。
沖縄の人たちが新しい施設で、ショッピングを楽しめるようになったのは良いと思いますが、でもお店はほとんどが本土の資本によるものです。
現地の店のことを考えると、ちょっと寂しい気もしますが、これも仕方のないことなのでしょうか、と思いました。
(この項、もう少し続きます)
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