それでも行きの羽田空港では機内に手荷物として持ち込むつもりだったのですが、満席だったので、小さなスーツケースも預けることにしました。
そこで驚いたのが、荷物預けが機械化されていたことでした。
カウンターは無人で、自分でスーツケースを台の上に乗せ、Qコードをかざすと、氏名や行先が表示されます。
そのうちに機械がスーツケースのサイズや重量を自動で機械で測ってくれて、しばらくすると「受け取りました。これで良いですか。良い時はボタンを押してください」のような表示が出て、OKすると、カウンターの脇からするすると受け取り票が出てきて、荷物はベルトコンベアに乗って、それぞれの行先に移動されました。
航空会社のお姉さんの仕事が、機械にとって代わったわけですね。
最近、荷物を預けたことがなかったので、ちょいと驚きました。
しかしこのシステムは行きの羽田空港だけで、那覇空港から戻るときは昔のようにお姉さんが重い荷物を受け取ってくれて、あれこれ口頭で質問をされて、そして受け取り票を貰ったのでした。
そのうち、全国的に無人システムになることでしょうが、ちゃんと荷物を乗せてくれるか、ちょっと心配でした。
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帰りの那覇空港でのこと。
予定していた帰りの便が、機材の準備不良ということで、なんと出発が2時間も遅れることになりました。
せっかく早めに帰宅して、おせち料理の準備でもしようかと思っていたのですが、仕方なく空港で時間をつぶすこととなりました。
飛行機会社からは1000円分のミールクーポンを受け取りました。
そのチケットを出せば、飲食店で1000円分の食事がただでできるというお詫びのクーポンでした。
それで1000円程度のものを探して、見つけたのがこちらのサンドイッチ。
なんと中身がゴーヤなのでした。
卵も入って、ボリュームたっぷり。
サンドイッチハウスで時間をつぶしましたが、それでもまだ時間がたんまりあったので、ワインの試飲をしたり、どうでもよい買い物をしたりしました。
でもこういう情報は事前に分かっていたと思うのですよね。
添乗員のチェック不足ではないか、と他の方と話しました。
羽田から乗り継いで帰る人もいたのですから、ちょっと残念な2時間ロスでした。
おかげで、紅白歌合戦は途中からしか見られませんでした。
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今回のツアーは最終日が大晦日というスケジュールだったのですが、その大晦日に、那覇市内にある「波上宮」というところにお参りに行きました。
といってもまだ準備ができていなくて、なんとも不思議な風景でした。
翌日の元旦には、このあたりも参拝客で行列ができたことでしょう。
ちなみにこちらは、そのお菓子会社の紫芋タルトの製造風景です。
ベルトコンベアに乗ってお芋がどんどん作られていました。
こんなにたくさん作ってしまって売れるのだろうか、という心配もちらりとしましたが。
今回のツアーではこちらのバスガイドさんにはとてもお世話になりました。
沖縄の歴史、言語、伝統工芸、植物、唄、衣食住、そして基地のことなど、多くのことを教えていただきました。
何よりもご自分の仕事に誇りをもっていらっしゃり、プロ意識に徹底された人だと思いました。
大型バスでしたが、参加者が少ないため、バスの中はこんなふうにガラガラで、好きな席に座ることができました。
ツアー会社としては採算が合わない旅行だったかもしれませんね。
でも、私の嫌いな団体旅行も、彼女のおかげで有意義な旅行となりました。
(この項、もうちょっとだけ続く予定です。)
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