最近お出かけして、ちょっといいなと思ったところのご紹介です。
一つは新宿伊勢丹本館5階にあるアートギャラリーの「アートライン」▼という催事。
毎週、いろいろな展覧会があるようですが、ここは販売もされています。
値札がついているので、つい値段が気になってしまいますね。
絵画のタイトルを見るよりも、値札を見ては、「ほほー、この絵が○○万円なのか」と思ってしまいますね。
私は1月初旬に、上村松園・松篁・淳之の上村家三代の日本画展に行ってきました。
松園のことは宮尾登美子さんの「序の舞」を読んでから興味を持ったのですが、着物姿の女性が美しいので大好きな画家です。
女性として初めて文化勲章を受章したという格調高い美人画の松園さん、息子で花鳥画がお得意の松篁さん、そして花鳥画を現代的にアレンジした淳之さんの絵画が広々とした会場に展示されていました。
松園さんの絵画はあちこちの展覧会や博物館で拝見しましたが、値段が付けられたものを見たのは初めてでした。
シルクスクリーンの複製なので、お値段は庶民でもなんとか手が届くものでしたが、中には直筆画も展示されていて、そちらにはなんと1500万円のお値段がついていました。
どこかのお金持ちが買うのでしょうが、うーん、こういう絵画も売られてしまうのだなと思いました。
今週はネコばかりのアート展を開催しているようです。
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こちらは原宿のラフォーレで見た「Japaran」▼。
日本の伝統的な生地を使用してバッグを作るリメイクのブランドだそうです。
一番驚いたのは、子供が使っていたランドセルがみごとに大人用の背負い鞄変身したものでした。
帯や端切れ、レースやフリンジなどたくさん飾っていましたが、中を開けると、学校の時間割表がそのままだったり、給食袋を付ける金具もうまく利用されたりしていました。
いろんなことを考える人がいるのだと、思いました。
こちらでは昔の帯などでオリジナルのクラッチバッグも作っていただけるそうです。
ただし、それなりのお値段はしているので、自分で作れる人は、作った方が良いかしら。
1月18日まで開催されているようです。
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そして、新宿駅の地下道で見た大きなポスター。
写真だとサイズは分かりませんが、とても巨大でした。
この通りは、いつもは若いタレントや外国人アーティストなどのポスターが貼られていて、みんな写真を撮る場所なのですが、さすがに仏像を写す若者はいなかったようです。
私には、とてもインパクトがありました。
そうです、奈良の法隆寺。
「その人、聖徳太子。その寺、法隆寺」
というキャッチコピーがいいですね。
このポスターに刺激されたわけではありませんが、週末には、私も奈良に出かけてきます。
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