この方は、調布市民歌舞伎の20回記念の公演のとき▼、義太夫三味線をされた方で、その時の演奏もすごいなと思っていたのですが、今回はお座敷で間近に接することができ、また新たに感激しました。
今回の演目は「団子売り」という古典と、「花咲かじいさん」の創作浄瑠璃でした。
花咲かじいさんは、「白狗心繋花咲翁」というタイトルで、誰でも知っているお話を浄瑠璃に仕立てたもので、大笑いするほど面白い内容でした。
犬が「ここ掘れ、ワンワン」というところなど、とても可愛らしかったですね。
ちなみにこの日の師匠は風邪気味で、「風邪がうつりたくない人はマスクをしてください」と言われたので、お客はマスク姿です。
私は前列の左端にマスクをして座っています。
演奏も素敵でしたが、おしゃべりもとてもお上手な師匠でした。
歌舞伎と浄瑠璃の違いなどを、楽しく教えて下さいました。
津軽三味線の演奏者もトークが楽しい方が多いですが、長唄三味線の演奏者はほとんど無言ですね。おしゃべりもできる方がいらっしゃるといいのですが。
こちらは長唄三味線の方との合奏です。
演奏会にはすてきなお茶菓子も付いていました。
師匠の家紋である源氏香(夕霧だそうです)の焼印が入った、木挽丁よしやのどら焼きでした。
そのどら焼きを手にして説明する日本橋倶楽部の皆さんです。
またこの演奏会は、チャリティライブでもあり、東日本大震災復興支援をしていました。
「ねがい桜」という桜にメッセージを書き、陸前高田に贈るのだそうです。
この日は、スマホの電源が切れてしまい、写真をあまり写すことができずに残念でした。
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この日の装い。
午前中は大雨だったので、ポリの着物にしました。
一見、白大島風です。
この日は、保育園と演奏会の両方に行くので、何を着ようかと迷いましたが、ちょっとおめでたい感じの赤い型染の帯を合わせました。写真では金ぴかに写っていますが、実物はもう少し地味です。
この上に、叔母の遺品の黒い絞りの羽織を着ていました。
初めて、Tシャツスタイルの半襦袢というのを着用してみましたが、衿のあたりがフィットしなくて、気になって仕方ありませんでした。
あまり納得のいく組み合わせではありませんでした。
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