私は戦後の昭和生まれですが、人生のほとんどを昭和期に過ごしたためか、昭和が身体に沁みついています。
そんな昭和人間の私ですが、あるとき、「昭和な家」という着物イベントの場所ができたということを知り、是非、行ってみたいと思っていました。
そこは着物についてのコミック・エッセイをお書きになっていらっしゃる方と、着物姿のカメラマンの方が共同で運営されているところだそうで、どんな昭和風景なのか、期待していました。
そして先日、その昭和な家に行ってきました。
場所は西武新宿線の新井薬師駅近くです。
1955年、昭和30年に建てられたそうで、ということは人間でいえば、今年61歳ということになりますね。私よりちょっと若いおうちです。
玄関にはカラフルな手拭いがかかっていました。
玄関脇の可憐なお花がお出迎えしてくれます。。
こちらは、今回のイベントの立役者さんたち。
玄関を入ると、ちょっと高めの上がり框があり、履き物を脱いで上に上がります。
こちらは、キノゾウ商店の品物。
逆光になってしまいましたが、とてもカラフルです。
funny cocoさんのお洒落なコーナー。
以前は小料理屋さんだったという小さなおうちですが、2階もありました。
斜めになった天井から帯を吊るして、よい雰囲気になっていました。
こたつも置いてあり、のんびりできます。
女将のようなエッセイストさん。
いちどお目にかかってみたい方でしたが、実現できて嬉しく思いました。
着付け師の免許も取られたという美しい着姿です。
「純喫茶」も用意されていました。
にっこりとポーズをとる若女将。
それを見守る大女将の姿。
フランス仕込みのおいしいケーキとコーヒーをいただいてきました。
チョコとナッツがたっぷりでした。
この日の装い。
「昭和」に合わせて、昭和テイストたっぷりの銘仙にしました。
足利銘仙だそうです。
こういう着物は、気軽に着られるので大好きです。
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