だいぶ暖かくなったので、先日、電車に乗って行ってきました。
JR南武線の「西府」という駅で降ります。
駅の構内に、大きな看板が出ていました。
ここは府中市と呼ばれる前は、このあたりは西府村と言われていたそうで、それでこの駅は「西府」という名前が付いているそうです。
案内板があちこちにあったので、目的地まで、間違えずに行けます。
北口を出て、甲州街道に進むと、武蔵府中熊野神社が見えました。
立派な神社です。
江戸時代に、本宿村の鎮守として造られたそうです。
この奥に、石で造られた大きなドームのような古墳がありました。
でっか~い!
この古墳は、下の2段が方形で、上の1段が円形という上円下方墳(じょうえんかほうふん)です。
下段は一辺が32メートル、丸い部分の直径は16メートルもあるそうです。
実は「上円下方墳」という形の古墳は日本には3つしかないのだそうです。
お隣にある展示室に入ってみました。
この古墳は、今から1350年ほど前の飛鳥時代(7世紀中ごろ)に作られたもので、この形としては日本では一番大きくて古いものだそうです。
内部は横穴式の石室で、全長は約8メートルあるそうです。
実はこれが古墳だと分かったのは最近のことで、平成17年に国史跡として指定され、復元工事が始まったそうです。
出土品から判断すると、これは、かなりの有力者の墓だろうということでした。
他にもこのあたりには古墳があるそうですが、関東地方にこんな大きな古墳があるのは驚きでした。
府中市としては、この古墳を売り出したいようで、イメージキャラクターのクマちゃんとかいう人形を作ってアピールしていました。
「古墳祭り」では、古墳の前でコーラスをしたり、あれこれ行事も行われているようです。
国史跡武蔵府中熊野神社古墳▼
******
古墳のことが載っていた情報誌には、駅前のカフェがおススメだと書いてありました。
そこで私も入ってみました。
オーナーが飛行機のファンとかで、店内にはたくさん飛行機の模型などが置いてあり、ちょっとおしゃれな感じでした。
しかし、食べものが出てくるのが遅いし、まずいし、冷えているし、よくこれでお金を取ると思うほどですが、お店はここしかないので、我慢するしかありませんでした。
これで1000円以上もして、「お金を払いたくない」と思いましたよ。
おススメしません。
*****
この日の装い。
スタスタと歩けるように、デニムの着物にしました。
旧甲州街道散歩の下見の時に出会った生地屋さんで見つけた端切れ▼を半襟にしてあります。
250円だったかしら?
小さなお花のプリントで、ちょっと可愛い?
これから暖かくなるので、いろいろな着物を着る楽しみが増えますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿