2023年9月7日木曜日

【旅の川と橋】秋田市旭川

先月、東北地方にバス旅行をしました。団体ツアーでしたが、自由時間には私の趣味の川歩き、橋巡りを、短時間ながら楽しむことができました。

旅の楽しみは、名所旧跡を巡る人、グルメだという人、お土産を買う人など様々でしょうが、最近の私は、町中で、川と橋を見つけるのが一番の楽しみとなりました。

大きな名のある川は歩く時間もかかるし、橋を渡るのも苦労しますが、小さな名のない川なら短時間でも大丈夫。


まずは宿泊ホテルから歩いてすぐの秋田駅へ。

夕方だったので、少しは暑さも和らぎました。
お堀には、夕方でも蓮の花が咲いてきれいでした。

駅から西へ15分ほど歩いたところに旭川という川が流れていました。この川は雄物川の支流なので一級河川です。秋田市の北部にある旭岳が源だそうです。そして秋田市中心街を流れ、その後は秋田運河で雄物川のと合流します。

私が最初に見つけた橋は、大町公園橋でした。

緑色のきれいな橋でした。夕方なので、色がくすんでしまいました。



そのすぐ近くにあったのは、一丁目橋でした。

わりと近代的な橋でした。


ちなみに、地図で確認したところ、旭川にはニ丁目橋、三丁目橋、と続き、五丁目橋までありました。地名と一致していて、分かりやすい橋名ですね。

川沿いに北の方へ沿って歩きました。なかなか風流な風景でした。


周囲は、なんとなく江戸時代らしい雰囲気でした。

通町橋という大きな橋がありました。


秋田は江戸時代初期に、佐竹氏という藩主が常陸から秋田へ移封したとき、家臣とともに移住したそうですが、そのとき商人たちはこの橋の近くに住むことになったそうで、賑いのある橋だったそうです。

当時の橋とは別物ですが、今でも風格のある橋でした。

初めて訪れる町でも、そこに流れる川や、橋を見つけると、なんだか安心した気分になれるのでした。

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「一日一句」

みちのくに 江戸から繋がる 橋もあり

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