二ヶ領用水はメインのところはほぼ歩たので、今は飛ばしてしまったところを再度歩いているところです。
今回は肝心の二ヶ領用水の取水口まで行ってみようと思い立ちました。
この場所は、調布市側からは歩いて行きやすい場所にあり、風景も美しいので、何回も訪れています。
ただし川崎側からは行ったことがないので、トライしてみる価値がありました。
二ヶ領用水を辿る時は、なるべく昔の水路を追いかけていますが、それでも途中で消えてしまったり、草ぼうぼうになって入れないところがあります。今回のルートは特にひどくて、歩いていくと「この先行き止まり」という箇所が2箇所もあり、その度に引き返して別のルートを探して歩きました。
というのでなんやかやで、1万歩をオーバーしてしまいました。
まずは京王稲田堤駅へ。
ここからJRの稲田堤駅まで歩きました。ここはしょっちゅう利用している駅ですが、最近は工事をしてきれいになりました。
駅の北側にある横浜銀行の近くに二ヶ領用水が流れているはずです。
道路の様子を見ると、用水跡にも思えました。
細い道路を歩いていくと、何やら用水跡の雰囲気が漂ってきました。
ところがその先は、草ぼうぼうになっていました。
さすがにこれでは歩けません。
「行き止まり」の看板。
こんなことを2回も繰り返しました。どのルートも途中で行き止まりになってしまいました。
さすがに用水を辿るのは諦めて、仕方なく稲田堤駅から多摩川沿いの稲田公園に繋がるメイン道路を北に進むことにしました。
このまま北へ行くと多摩沿線道路になります。でもその道はトラックが走っていて危ないし、あまりおもしろくないので、右折して稲田公園の手前の道を歩くことにしました。ここは以前、来たことのある公園です。
公園脇の細い道を歩いていくと、二ヶ領用水が見つかりました。ドブ川といった感じでしょうか。
この辺りは住宅の裏側になります。他所のお家の裏庭のようなところをしばらく歩いていくと、割と立派な橋が架かっていました。
橋の設計者、施工者が記載されていました。2020年(令和2年)に作られた橋でした。
その先は無名橋でした。
この辺りは菅稲田堤2丁目1番地でした。
暫く歩くと、用水が二股に分かれているところになりました。
その角には正一位稲荷大明神の鳥居がありました。
せせらぎ館の近くにある神社と同じですね。
用水のすぐ近くには住宅が建っていて、歩くことはできませんでした。コスモスがきれいでした。
次の橋は多摩八号橋でした。
この先は南武線の踏切になりました。
線路に沿って歩いていくと、電車が通過するところに出会いました。南武線です。
ここのあたりには三沢川が流れていました。これは一級河川の立派な川です。
また眼の前に、一度消えてしまった二ヶ領用水が現れました。このあたりはよく整備されていました。
交差点で左側の道を歩いていくことにしました。
少し歩くと多摩沿線道路にぶつかりました。はるか向こう側に調布とうきゅうの看板が見えました。
ここは「上河原堰提管理事務所」というところでした。
多摩沿線道路には「布田橋」が架かっていました。
手前は草ボウボウ、道路は車がビュンビュンでした。
それでも多摩川の色がとても美しくて、日本ではないような景色でした。
暫く歩くと、堰が見えました。
いつもは反対の調布市側から眺めている景色です。
多摩川の両岸から堰を眺めることができて、幸せな気分になりました。
多摩川沿いを歩くのはここまでにして、また三沢川に戻ることにしました。さすがに立派な川です。
そしてまた二ヶ領用水との交差点に来たので、今度は二ヶ領用水を歩くことにしました。
この辺りは地図を見てもややこしくて、まちがえそうになるところです。
二ヶ領用水の「ふだっ子はし」
可愛らしい橋でした。
このあたりの二ヶ領用水は、とてもきちんと整備されていました。
水もきれいでした。
このまま二ヶ領用水をずっと歩いていこうかと思ったのですが、今回はここで切り上げて、中野島駅まで行くことにしました。
次の橋は「中の島橋」
ちゃんと二ヶ領用水と書かれています。
このあたりは中野島駅前の高層マンションも見えるのに、田舎のような風景もあるところでした。
なんだか迷路のようなところを歩きました。
ようやく中野島駅に到着。
今日のルートは、南武線を挟んで、二ヶ領用水と三沢川が交差している場所で、けっこう迷いながら歩きました。1時間半から2時間の間だったと思いますが、1万歩弱だったでしょうか。
お天気に恵まれましたが、このあたりの地理がはっきりしなくて、ウロウロした川歩きでした。
通過した橋は少ないですが、川崎側から、堰を見ることができたので満足できました。
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「一日一句」
用水と 川が織りなす 多摩の道
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