たとえば、お祝いの時には、華やかな着物をまとえばそれだけで祝う気持ちを伝えられるし、楽しいひとときを過ごしたいときには、その内容に合わせた着物を着ることにより、自分も相手も楽しくなれると思うのです。
また初対面の人にお会いする時は、「私はこんな人間なの」ということを着物で表すこともできるし、印象付けることもできますね。
真面目な雰囲気を伝えたいと思う時には、かっちりとした大島紬にしたり、優しそうな雰囲気を伝えたいときには、柔らかい生地の着物にしたり・・・。
そういうことが表現できる着物って意外と便利なツールなのだなと思えるようになりました。
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さて昨日は、仕事の区切りをつけるために、地元の大学での事務手続きやら、お世話になった関係者の方にお会いしてきたのですが、「けじめ」の気持ちを表すため、その気持ちを少しは伝えようと思って、薄紫の江戸小紋にしました。
(実はこれ、1000円のリサイクル品。)
黒の帯にしましたが、朝になってパッと思いついた組み合わせです。
下手をすると旅館の仲居さんになってしまうので、Mさんに格安で譲っていただいたチューリップの帯どめをしてみました。
ご挨拶に出向いた大学は、まだ桜がきれい。
手前には、花を愛する市民グループが植えたチューリップの花も。
構内は、以前よりも、かなりお洒落な雰囲気に変身していましたね。
ぷらぷら歩いていると、懐かしい方にもお会いできました。
やはり着物だと目立つのでしょう、声をかけられました。
黒の羽織を羽織ると入学式の付き添いのようですが、最近は大学の入学式にも付いてくる親も多いので、まぁ、いいかなと・・・。
いや、私の場合は孫の付き添いだわ~。
新しい建物にどんどんと建て替えられていました。
でもこの桜は昔のままです。
昔お世話になった研究室では、私が残していったポトスがまだ生きていた!
会う人ごとに「これからどうするのでですか?」と聞かれてしまいましたが、「ちょっとゆっくりさせてもらいます」と答えました。
ほんと、どうするのかしら、私?
4 件のコメント:
“けじめの江戸小紋”だったのですね
私が初めて自分で作った(誂えた)着物が江戸小紋でした
着物にはまるぞ♪というけじめだったのかも(*^。^*)
今まで慣れ親しんだ場所をあとにするのは
ちょっとお寂しくはありませんか?
ポトス、元気ですね♪♪
siroajisaiさま
お久しぶりです。
初めてのお誂えが江戸小紋だったのですね。
それは正解だったでしょう。
きっと何回も活用しているのではないかしら。
こちらの写真に写っている場所は、ご近所なのでそれほど淋しさはないですね。
またいつでも行けますし、かえって、気楽になれましたね。
昨日、我が家の近くまで来たというのは、こういうことだったのね。
中庭というか、オアシスのような空間が出来ましたよね。
天気のいい日に、ここでランチをしたら気持ちいいだろうなと思いながら、いつも通っているの。
退職の際の事務手続きって、けっこう面倒ですよね。
事務処理の煩雑さに、かつて「辞めるのをやめたくなった」と言った同僚がいました(苦笑)
マサさん、オアシスとはいい表現ですけど、
お金かけた割にはあまり有効活用されていないかも? というか4月1日はまだガイダンスの日で、入学式前だったから閑散としていましたね。
私の場合、手続きはそんなに面倒ではないのよ。まだ仕事を紹介されるので、なるべく楽なのを紹介してもらいたいわ。
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