「八王子娘」

「八王子娘」▼のイベントは今年で５回目だそうですが、毎年、都合が悪くて伺うことができませんでした。

昨日、ようやく実現できました。
こちらはお土産に頂いた記念の缶バッジです。
ふふ、八王子の誰かさんに似ている？

会場は八王子駅からバスで少し乗った「織物会館」というところでした。
入り口では、こけしのような八王子娘さんたちがお迎えをしていました。

織物会館は、八王子の歴史を物語るようなレトロな雰囲気の建物でした。
天井が高く、広々としていて気持ちの良い空間でした。
中に入ると、雨にもかかわらず、たくさんの方がいらっしゃっていました。

会場には着物屋さんを初めとして、手作りアクセサリーのお店や、染物、花屋さんなどが並んでいました。

私はこちらのビーズ織りアクセサリーのお店「Ｎ’ｓ」▼に参加して、羽織紐を作ることにしました。

とはいえ、私はビーズを選んで、テグスにちょっと通しただけで、後はこちらのナツコ先生にお任せ。
さすがに手際よく、スイスイとビーズを通していらっしゃいました。

出来上がりはこちら。
秋らしくて素敵な雰囲気の羽織紐になりました。

ここには飲食店もたくさん出店していて、高尾山のお饅頭、ケーキなどもありましたが、私はこちらのアップルパイとコーヒーをいただきました。
とてもボリュームがあり、がぶりとかみつきました。

あちこちの着物イベントで顔を会せる方ともいろいろおしゃべりできて、楽しかったですよ。
「着物生活大好き」「着物がなければ人生でない」という吹き出しを手にしているところです。

３階には、伝統工芸の「多摩織」の機が置いてありました。

実演している方にお話を伺いました。
糸の色のついている部分と、白い部分の組み合わせによって、いろいろな絣模様が織り上がるのだそうです。
とても素敵な織物でした。

お持ち帰りは、「きものバトンマーケット」で見つけたこちらの品物。

藍色とピンクのしじらの着物。１０００円。
来年の夏は活躍しそうです。

黒に雪輪模様の道行。５００円。
あまり和装っぽくないところがいいですね。

八王子は織物の歴史のある町ですが、現在でもこういう着物の催しが盛んで、いいですね。
私の住んでいるところは、着物屋さんがどんどん廃業してしまって、パチンコ屋さんと居酒屋さんの町になってしまっているので、とても残念です。

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この日の装い。

雨が降っていたので、デニム着物です。

帯は八王子の坂本呉服店さんで買った、カラフルな木綿の名古屋帯にしました。