スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」

先日、新橋演舞場で、スーパー歌舞伎　Ⅱ「ワンピース」▼を見てきました。

ちなみに２０１５年１１月には「ワンピース」▼を見ています。

「ワンピース」は大ヒットマンガをもとに、スーパー歌舞伎に仕上げたものです。
今回はルフィ少年が兄のエースを助けるために、必死の覚悟で闘うお話です。

前回はこういう歌舞伎は初めてだったので、度肝を抜かれましたが、今回は２回目なのでそれほどびっくりはしませんでした。
でも役者さんの頑張りや、舞台装置の醍醐味には満足しました。

早かわり、大量の水の中での殺陣、サーフィンボードでの宙乗り、レーザー光線を駆使した演出など、見事でした。

みなさんご存じでしょうが、今回は主演の猿之助さんの骨折事故があり、尾上右近さんが大役をつとめていました。
ところが周囲の心配をよそに、むしろ彼の方が若々しくて主人公のルフィ役にはぴったりのような気がしました。
もともと特別マチネとして若手中心の「麦わらの挑戦」を企画していたので、若手でも大丈夫だったのですね。

舞台と客席が一体化して、楽しむことができました。

その舞台ではタンバリンが使用されるのですが、それと同じタンバリンをお土産として売って、そしてお客さんも一緒にタンバリンを叩く、というのはうまい商売ですね。
こちらの二人がタンバリンの営業係りでしたよ。

そうそう、子役の市川右近ちゃん、とても可愛かったわ。
この前、襲名した右團次の息子で、７歳くらいかな。
セリフもしっかりとしていて、将来が楽しみです。

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この日の装い。

海賊のお話なので、海をイメージしてブルーで統一してみました。

青い横縞の小紋ですが、テロッとしていてとても気持ちの良い着物です。
実は千円。

帯は銘仙の新啓織物さんのもの。
横浜の三渓園で開かれた展示会で一目惚れして買ったものですが、お太鼓には長すぎるし、二重太鼓には短すぎるという微妙な長さの帯です。
笹の模様を出すのに苦労しました。

そして苦労したと言えば、こちらのビーズ帯締め。

「キモノＥＸＰＯ」▼で作り方を教えていただき、そこでは完成せずに自宅で頑張って作ったものです。
本当に大変でしたが、締めてみるとあまり目立ちませんね。