1回目はこちら▼。
後ろ姿も美しい若い友だちです。
こちらは複製品コーナー。
今回も朝一番に行ったので、博物館入り口はガラガラでした。
検温を済ませて会場の平成館へ。
会場にもあまりにスイスイと入場できたので、拍子抜けしたくらいです。
今回も着物友だちとご一緒でした。
ということで、「きもの展」は前回にも増して、ゆっくりと堪能することができました。
1回目は着物の歴史を追うことで精いっぱいといった感じでしたが、2回目は一つ一つの着物の刺繍や染めを味わうことができました。
私が特に気に入ったのは、黒地の麻に、たんまりと刺繍を施した帷子でした。
布の上に、大胆な梅の柄や、藤の花が咲きほころびていて、名画を見るようでした。
麻というと、ラフなものを考えてしまいますが、まるで別物でした。
本当に芸術品のようで、実際にどなたかが着用されていたのだろうか、飾っていただけではないのだろうか、などと疑ってしまったほどです。
江戸時代初期の着物から、花魁がまとっていた着物、大正時代の銘仙、現代のものなど、ありとあらゆる着物の展示でしたが、その保存の良さには感心しました。
日本のように湿気が多い国で、ほとんど色あせずに保存されていたのにはびっくりです。
ところで前期と後期とでは、ガラリと様子が変わっていたのか、と聞かれたら、それほど変わりはなかった、と答えますね。
中には出品されなくなったものもあったようですが、ほとんど同じだったような気がします。
ただし遊女がたくさん描かれていた六曲一双の「婦女遊楽図屏風」は前期しかありませんでした。
あの屏風には三味線を弾いている人が描かれていて、好きなのですが。
右は尾形光琳の「冬木小袖」
左は「白縮緬地衝立梅樹鷹模様」
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