2020年11月4日水曜日

昔の私に戻ったか?

私は子供のころからチビで色黒で、良いところのない女の子でした。それでもはっきりとした二重瞼だけが取り柄で、その頃はまだ長かったまつ毛とともに、自分では気に入っていました。

ところが寄る年波とともに、まつ毛は抜け落ち、二重瞼も下がって来て、どう見ても目が小さくしぼみ、自分の顔とは認識しがたい状況になってきました。マスカラをしても、全然、効果がない状態でした。


明らかに瞼が垂れていますよね。

その状態は医学用語では「眼瞼下垂」(がんけんかすい)というのだそうです。またの名前を「皮膚弛緩」。どちらにしても嫌な名称ですね。

その原因の一つには、どうも長年使用していた、ハードコンタクトレンズのせいでもあるそうです。

たまたま私の周囲に、最近、その眼瞼下垂の手術をされた方が3人いらっしゃいました。みなさん、私より年下の方です。

その体験をお聞きして、どこで手術をしてもらうか考えましたが、やはり近いところが良いと思ったので、お隣の市のこちらの病院に行ってみることにしました。ここはシルバーパスを使えば、交通費がタダで行けるという便利なところにあります。


今年の夏に開業したばかりの新しい病院で、先生もとても若い方でした。

初診のとき、「まぁ、老化ですね」と断言されて、「はぁ」としか答えるほかありませんでした。

私の場合は、生まれつききっちりとした二重なので、手術はそれほど面倒なことはないとのお話でした。人によっては、瞼の脂肪を取り出したりする場合もあるそうです。

そしてすぐに手術日を決めていただきました。

手術の時は、頭にナイトキャップのようなものを被り、ベッドに横たわりました。

先生はまず瞼に下書きの線を描き、その後麻酔をして、瞼をカットしました。そして糸で縛っているような様子でした。とても細かい手作業でした。

両目でたぶん40分くらいかかったと思います。

手術している間は先生のことを信頼していましたが、「もしここで地震があったらどうするんだろう」などと思ってしまいました。

手術は無事に終了して、その後、受付で痛み止めや抗生物質、目薬などを受け取りました。

支払いは、年寄りで2割負担なので、安く済みました。

手術直後に写した写真です。

そしてそのままバスで帰宅しましたが、特に歩きにくいとか、問題はありませんでした。

2日目はまだ出血がありました。

なんだか濃い顔になっていますね。


娘に写真を送ったら、「こわっ!」と言われました。

こんな顔なので、他人様と会うような外出は控えていました。
それでも眼鏡をかけて、マスクをして、帽子を被ってしまえば、それほど目立たないので、買い物などは普通に行っていました。今はちょうどコロナ時なので、そのような恰好をしていても、あまり違和感を感じないので、都合が良かったです。

いよいよ抜糸をしてもらう時になりました。

またベッドに横たわり、糸をカットしてもらったようです。

起き上がって、先生に顔を見せると
「うん、よくできています」と言われて、ホッとしました。

抜糸直後の写真です。上の手術前に比べると、かなり目が大きくなりました。


瞼をカットしたため、瞳が大きくなり、視野が広がりました。
なんだか世界が明るくなったような気分になりました。

お花もくっきりと見えました。


近くのスーパーの食堂に寄って、タピオカを注文。
やはり疲れたのか、しばしボーっとしてしまいました。


それまで瞼が突っ張っていたような感じもありましたが、糸がなくなると、それも治りました。

私の場合、もともと二重だったので、手術をしてもそれほど劇的な変化もなく、自然な状態だろうと思います。

あとは年末ごろにもう一度、診察があります。だんだんと自然に治っていくようです。

今回の手術をしてくれた先生、アドバイスをしていただいた皆様、どうもありがとうございました。


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「一日一句」

眼を開き世の中明るい冬日和


2 件のコメント:

マサ さんのコメント...

まぁ、としちゃん、目がパッチリしてとても素敵です!
わりと簡単な手術で済むのですね。
今度ジムでお目にかかるのが、楽しみです♪
ご主人の反応はいかがですか?

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさんがされた目の手術に比べたら、すごく簡単なものだと思います。
それに保険が2割負担なので、格安ですみました。
今はあまりぱっちりではなくなりました。夫はほとんど気にしていないようですよ。