さて、成城学園駅からの仙川歩き3回目です。
小田急線の成城学園駅からほぼまっすぐ南に向かって歩いた仙川ですが、ようやく東名高速道路の下まで来ました。
ここから先は、最終目的地の野川との合流地点までそれほど距離はありません。
それでもお日さまが上がってきて、かなり暑くなりました。日傘がないと眩しくて歩けないほどでした。
東名高速下の「清水橋」の次は、「新打越橋」でした。
こちらの案内図では、石井戸橋までの距離が描かれていました。
はい、「新打越橋」に着きました。
「新」のないただの「打越橋」は、成城学園の近くにありましたが、そこからはかなり距離が離れていますね。
おまけにこちらは「しんおっこしはし」と読むようです。面白いですね。
このあたりになると風景ものんびりとしてきました。
右方向にはゴルフの練習場がみえました。黄色い花との対比がきれいでした。
左側には小山運転学校がありました。
ぽんたちゃんの看板もわかりやすいですね。
はい、「氷川橋」です。
きっとこの近くに氷川神社があるのでしょう。
氷川橋という名前の橋は、あちこちで見かけます。
橋の向こう側では、車の運転を練習している風景が広がっていました。
少し歩くとこんどは「西谷戸橋」でした。
「谷戸」というのはどういう意味でしょうか。よく見かけます。
大きな橋でした。
後ろを振り返ると、先程のゴルフ場のネットが目立って見えていました。
少し行くと、仙川の左脇に小川が見えました。
この川に沿って歩いてみたい誘惑がありましたが、我慢して真っ直ぐ行くことにしました。
そこに架かっているのは「水神橋」でした。
案内板には「このあたりに六郷用水(次大夫堀)が通っていました」と描かれていました。
ここの交差点の角にあったファミアーでちょっとトイレ休憩。「鎌田水神橋店」でした。
先ほど小川の続きです。アジサイがきれいに咲いていました。
この道をずっと歩いていきたいという誘惑と戦いました。
「きしべの道」というそうです。
この小川は、丸子川のようでした。この先を辿ると、以前、上野毛の五島美術館に行った時に歩いた丸子川につながるのですね。
この道も、いつか歩いてみたいですね。
それでも今回は仙川がメインです。
しばらく歩いていくと、文教地区になりました。
学校の校門にもアジサイが咲いていました。
ここに架かる橋は「鳥居田橋」
広々とした砧南小学校でした。
お次は「田中之森橋」。名前の由来を知りたいですね。田中さんという人が住んでいたのでしょうか。
立派な橋でした。
その先を行くと、ようやく鎌田橋のはずですが、なんと工事中。
残念!
せっかく仙川と野川の合流地点を見るつもりだったのに、工事のフェンスに囲まれて何も分かりませんでした。
しかたなく大回りをしていくと、フェンスが続いていて、どこを歩いているのか分からなくなりました。
ところでこのたぬきの正式名称はなんというのでしょうね。世田谷区のHPで調べられるかしら?
えーん、せっかく合流地点を楽しみにしていたのに、工事中でまるで分かりませんでした。鎌田橋はどこへ行ってしまったのでしょう。
がっくりして多摩堤通りを歩いていくと、不二家のレストランがありました。ぺこちゃんは見えなくて残念。
こちらの交差点は「天神森」です。
仙川ではなく、野川に架かる「天神森橋」がありました。
久しぶりにお目にかかる野川。やはり広々としていますね。この先で、多摩川と合流します。
ここでこの日の川歩きは終了しようと思い、バス停に向かいました。とろろがバスは1時間に2本しか通らなくて、それもちょうどバスが通り過ぎた後でした。
仕方なく次の停留所まで歩きましたが、それでも待つのはもったいないので、どんどんと歩いていくと、なんとまた東名高速のところまで来てしまいました。
東名高速道路は野川をまたいでいました。その橋は「新井橋」でした。
仙川を歩いてきたのに、最後は野川になってしまいました。それもここは世田谷区ではなくて、お隣の狛江市になるようです。
このあたりは車が通るだけで、炎天下を私のように歩いている人は皆無でした。
ということで「下宿」のバス停まで歩いて、これ以上歩くのは諦めました。
東名高速の下を通り抜けて、そして元に戻ってきたようなルートでした。
それでもバス停の近くには「喜多見東記念公園」があり、そこにも水が流れているようなので歩いてみたいと思いましたが、さすがに疲れてしまい、バスで戻ることにしました。
このバスだと、私の住んでいるところまで乗換なしでいけるのですが、がものすごく時間がかかって、飽きるほどでした。
バスに乗ってから気づいたのですが、ここからは次太夫公園まで近いのです。歩けば良かったかしら。
今回の仙川歩きは、スタートは小田急線で成城学園駅を乗り過ごしてしまうし、ラストの鎌田橋は工事中で見られなかったし、バス停をいくつも歩いたりして、効率的ではありませんでした。
それでも広い世田谷の田園風景を楽しむことができました。
まぁ、人生に近道はないということかしら。
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「一日一句」
紫陽花の 花が導く 川の道
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