「源氏物語を楽しむ会」の会場には、ちょっとした広場があり、花壇には季節のお花が植えられています。
さて今回の「源氏物語」は、右近という光源氏のお付きの女房がメインで登場します。
彼女は休暇を取って、長谷寺にお参りに行ってました。
そしてそこで光源氏の元の彼女の忘れ形見と出会うのです。といっても光源氏との間の子供ではありません。元彼女と、彼の親友との間にできた子供ですが、九州で成長した割には美しくて優雅な女性に育っていました。
そのことを光源氏に伝えたところ、彼はとても興味を示しました。
光源氏は正妻がいる場で、「その女性はどうだったの?」「きれいだったの?」と右近に尋ねるのでした。
正妻の紫の上は「そんな話聞きたくないわ」と言って耳を塞ぐのでした。
彼は無神経ですよね。デリカシーが欠けているのでしょうか。
そんな場面のお話でした。
光源氏は音楽も和歌も蹴鞠などのスポーツも得意で、イケメンで政治的にも権力があるという非の打ち所がない男性ですが、どうも女の気持ちはちゃんと分かっていないのかもしれませんね。
ということで、彼は昔の彼女の娘(玉鬘)に会ってみたくて仕方がないのです。
さて、これからどうなるのでしょうか?
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この会場は京王線の下高井戸駅から歩いて数分のところにあります。
駅の周辺はお店の解体などがしょっちゅう行われて、いつも変化があるところです。
ひと月ぶりに通ると、新しいお店ができていました。
「Mr.Hippo Coffee」というお店でした。カバがトレードマーク。
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